日本の女性管理職比率4年間で7%の上昇
2017.03.10
日本の女性管理職は22%(最下位)
世界の33ヶ国に進出している外資系人材紹介会社ヘイズは、「国際女性デー」(3月8日)に合わせ女性管理職の比率を調査した結果を2017年3月6日に発表した。
ヘイズがアジアに進出している国は、マレーシア、シンガポール、中国、香港(中国)、日本の5ヶ国である。その5ヶ国のうち、日本は女性の管理職比率は最下位であるが4年前から7%も上昇した。
この上昇は、政府や企業が女性の活躍を推進し実施した結果として評価できる。しかし、女性管理職の比率は22%で、中国・マレーシアの35%に比べ10%以上の開きがある。
アジアでの男女格差はまだまだ縮まる
アジア全体の男女間の格差は地域の問題とヘイズは考えているが、ヘイズも社内の女性活躍推進に取り組んでおり、自身のアジア地区での男女比率は社員の51%が女性社員で、管理職は57%が女性である。アジア地区担当責任者であるクリスティーン・ライトも女性管理職の一人である。
今後ともヘイズは、調査などで得た情報をヘイズの顧客に与え、女性活躍推進のために人材の採用や長く働いてもらうために、雇用主にどうような対策があるかを支援して行く。
ヘイズはイギリスに本社を持ち、世界33ヶ国に進出しているグローバルな人材を提供する人材紹介のスペシャリスト集団である。経理・財務、金融、人事、IT、保険、法務、サプライチェーンなど20の分野に精通した人材をそろえている。日本ではそのうちの13分野のコンサルタントが活躍している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヘイズ プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/000008738.html
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