女性管理職比率上昇と女性活躍推進への男性の本音
2017.03.09
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社が、アジア5か国又は地域の3000社を対象に実施した「ヘイズ給与ガイド」のデータをもとに、管理職における女性の比率を分析した。
日本における女性の管理職比率は、2014年から2017年までの間一貫して最下位であるが、その伸び率は2014年から7%アップしている。国内での女性活躍推進活動の成果と言えるだろう。
一方で、同社が2017年1月に男性250名を対象にインターネット上で実施した、女性活躍推進についてのメリットとデメリットについての意識調査の結果をみると、従業員間での認識には依然として課題がかいま見える。
まず、女性登用のメリットを複数回答で選んでもらったところ、「優秀な人材獲得につながる」が68%と最も多く、次いで57%の「イノベーション促進」、54%の「労働人口の増加」と続いた。
ところが、回答者の約4割が「女性だからというだけで登用され能力が伴っていない」と考えるなど、女性が積極的に登用されることに対して男性の中では不公平感が持たれていることも浮き彫りとなった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本の女性管理職比率4年で7%の上昇
ヘイズ アジア5カ国・地域の雇用実態調査「ヘイズ アジア給与ガイド」
https://www.hays.co.jp/press-releases/HAYS_1831372JP
女性活躍推進、男性の約 7 割がメリットと認識するも半数近くが「能力が伴わない登用」に不公平感
ヘイズ 女性の活躍推進に関する男性の本音調査
https://www.hays.co.jp/press-releases/HAYS_1828150JP
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