仕事に悩みを持つ人は働く人の6割、その半数は相談先がない

2017.03.05
専門家による匿名での悩み相談

電話カウンセリングを運営する株式会社バーニャカウダ(以下 バーニャカウダ)は、20代から60代の働く男女931名を対象に「仕事上の悩みに関する調査」をインターネットで実施し、その結果を2017年2月28日に発表した。

バーニャカウダは、法人向けに悩み相談サービスを提供しており、契約企業の社員が悩みを抱えている場合、社員は自己負担なしで、社名も名前も言わずに専門家と相談できる電話でのカンセリングサービスを提供している。

仕事関係で多くの人が悩み、相談できないでいる

悩み相談サービスを提供しているバーニャカウダが、働く人を対象に「仕事上の悩み」の調査を行ったところ、男女を問わず「給与」、「人間関係」の順で悩みが多かった。

さらに「悩んでいる人」の半数近くが「悩みを相談できない(しない)」、「相談する相手が分からない」、「恥ずかしくてできない」などの回答をしていた。

仕事関係で悩んでいる人が64%

年代別では20代・30代に全体の約75%以上が悩みを抱えており、年代が上がると段々と悩みは下がる傾向になり、60代では42.2%であった。

その内容は「給与関係」53%、次に「人間関係」32.5%の順で多く、その他に男性はワークバランス、長時間労働、リーダーシップ、マネジメントに悩みを抱えている。

困っているのに相談しない(できない)人が53%

調査対象者の600人(64%)の人が、困っていると答えたにもかかわらず、半数(53.5%)が「相談しない(できない)」と回答。

特に40代が「相談しない」と回答した割合(63.1%)と高かった。さらに「相談しない(できない)」理由を調査すると、「相談する相手が分からない」「恥ずかしい」などのが多かった。

匿名で相談したい人が66%

困っている人に、「匿名で相談できる機関があれば利用するか」の質問に対しては66%が利用すると答え、反対に相談しないと回答した人(200名)の半分が「面倒」と回答。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

バーニャカウダ プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/000015150.html

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