20代に聞いた副業・兼業に関する意識調査、「副業・兼業したい」と3人に2人が回答

2017.03.03
政府は「働き方改革」の一環で副業を容認の方向

人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(以下 ウズウズ)は、ウズウズに登録している20歳代の第二新卒・既卒として就職活動経験のある男女を対象に「副業・兼業に関する意識調査」を行い、その結果を2017年2月24日に発表した。実施期間は2017年2月3日~12日、有効回答数は101人(男性58人、女性43人)。

「働き方改革」の一環で、副業・兼業を容認する動きが出てきた。厚生労働省が発表した2016年12月の「モデル就業規則」では副業・兼業禁止規定をなくし「原則容認」となったためウズウズは意識調査を行った。

正社員経験がある人で副業・兼業の経験がある人は13%と低い数字。また、副業・兼業経験者の中で会社の規則で副業を容認している会社は45%。

副業の収入は4万円程度、希望は6万円

副業・兼業の経験者全体の平均収入は4.1万円。女性すべてが5万円以下だったのに対し、男性は5万円以下が71.4%、5万円~10万円/20万円以上が共に14.3%であり副業・兼業にバラツキが生じている。

今後、会社に勤めながら副業・兼業をしてみたかを訪ねたところ2/3の人が副業・兼業に賛成的意見であった。その理由は、「収入増」、「趣味を仕事にしたい」との回答があったが、男女間で開きがあった回答の副業の目的は「人脈を作る」であった。

もし、副業をするとしたら何の職業を選ぶかの質問に対しては、女性は「ライター」「デザイナー」に興味を持ち、男性は「アフィリエーター」「ライター」「プログラマー」など専門性の高い職種に興味を持っている。希望年収については平均年収70万円と現実より高い希望額となっている。

政府が、今後副業・兼業を推進することに賛否を聞いたところ、92%の人賛成と答えた。一方、反対派の意見としては「副業・兼業の賛否を問う前に、長時間労働や賃上げなどの是正を行うべき」との声が多かった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ウズウズ プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/000022432.html

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轟吾郎
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