従業員の健康と安全、仕事の生産性を上昇させる
2017.02.18
長期欠勤と業績悪化の原因調査
IBI(Integrated Benefits Institute)は、健康や満足な生活状態、生産性を研究する独立非営利団体。
2月7日、アメリカのプレスMarketwireの記事によると、IBIが、従業員の職場安全と健康状態は、長期欠勤と業績悪化につながる研究結果を発表したとある。
同研究は、労災補償の保険業者Pinnacalの提供。314の企業中、職場健康プログラムに参加した約17,000人の従業員から行ったデータ分析である。
生産性に導く研究結果
過去1年以内にけがを負った従業員や仕事に要求がある従業員、慢性的な症状や疾患のある従業員は、これらの特質がない従業員に比べ、生産性経費の損失が高いとの研究結果がでた。
けがや病気が原因の肉体的にきつい仕事では、たいがい従業員は仕事から休みを取る。一方で、肉体的と心理的の両方できつい仕事では、たいがい従業員は出勤はするが、生産性に欠けるという。
雇用主が生産性損失を減らすためには
雇用主は、従業員の健康と安全について考えることが必要。仕事関連のけがを軽くすることに着手し、健康促進をしなければならない。また、従業員の過去のけがや健康状況、仕事の難易度を設計および修正が必要とある。
つまり、雇用主が、仕事の生産性を上昇するには、従業員への健康と安全に焦点を置かなければならない。従業員のけが後の職場復帰や援助、仕事の能力に適するものに改善することが良い結果へと導くとある。
(画像は公式ホームページより)
▼外部リンク
Marketwire
http://www.marketwired.com/
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