話題の“朝活”、実は朝早く出社する人ほど残業が多い!?
2015.06.20
株式会社キャリアデザインセンターが運営するWebマガジン「Woman type」では、「働く女の本音白書」として女性の仕事観に関するさまざまなアンケート調査を実施している。
4月には女性の早朝勤務についてWebアンケートを実施。「平均的な出社時間」を尋ねた質問では、「5分~30分前」が最も多く全体の53.4%、次いで「30分~1時間前」が22.4%。「5分未満でギリギリ」はわずか9.3%で、8割以上の女性が定時よりも早く出社しているようだ。
朝残業がはかどりそうな「1時間以上前」に来ている女性は9.3%で、“朝活”が話題となっている割には少数派。早朝出社のメリットについて尋ねると、「電車トラブルの心配がない」「朝イチのハイパー集中タイムに」「効率良く働くための準備運動」などの声が上げられた。
1日の平均的な残業時間について聞いた質問では、早朝出社派の女性のうち35%が「ほとんどない」と回答。しかし「1時間~2時間未満」「2時間以上」の残業があるとした人もそれぞれ20%おり、出社時間が早いのにもかかわらず残業時間が長い傾向が。
勤務時間の面で現状をどう考えているか尋ねると、早朝出社派の65.0%が不満に思っていると回答。帰宅後のプライベートタイムを充実させるための朝残業ではなく、残業しても仕事が終わらないため早朝にもやむなく出社しているのが現状のようだ。
早朝勤務は1日をスムーズに始めることができ、業務がはかどりそうだが、残業もするとやはり疲労の蓄積に。まずは仕事の進め方や業務量を見直すことが必要かもしれない。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社キャリアデザインセンター プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000012506.html
Woman type/朝早く出社する人ほど残業が多い!? 働く女性の「早朝勤務」の現実
http://womantype.jp/mag/archives/57553
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