株式会社UZUZ、第二新卒・既卒のワーク・ライフ・バランスに関する意識調査!

2016.11.28
就職活動中の20代若手の男女を対象とした調査

平成28年11月21日既卒・第二新卒・フリーターなどの若手に特化した人材サービスで急成長する株式会社UZUZは、「ワーク・ライフ・バランスに関する意識調査」を第二新卒・既卒で就職活動中の20代若手の男女を対象に実施し、その結果を発表した。

内閣府が、平成19年12月に「ワーク・ライフ・バランス憲章」を定め、社会全体で仕事と生活、双方の調和の実現を目指すことを推奨し、現在、官民を挙げて様々な取組がなされている。

また、当今議論となっている長時間労働を原因とした精神疾患や過労死・自殺などの問題も背景に、ワーク・ライフ・バランス(=仕事と生活の調和)への関心は非常に高まっているという。

これを受けて同調査は、日本において働き方と暮らし方双方の改革を図り、調和のとれた生活の実現を図る運動を展開するための記念日である11月23日「ワーク・ライフ・バランスの日」に合わせて実施された。

ここでは特にワーク・ライフ・バランスについての意識、現状での実現できているか否か、その観点から重視される企業選びの要素について触れる。

「ワーク・ライフ・バランス」に対する意識とその実現性

就職活動中である第二新卒・既卒は、ワーク・ライフ・バランスを重視しているかどうかという問について、「以前からずっと重視している」「転職・就職活動をきっかけに重視するようになった」という回答を合わせた割合は、男性85.5%、女性93.2%と、男女ともに8割以上の者がワーク・ライフ・バランスを重視していることが判明した。

また、男性の約5割が「以前から~」にワーク・ライフ・バランスを重視していたのに対し、女性の方は約3割に留まった。むしろ、女性の方はワーク・ライフ・バランスを重視するようになったのは、転職・就職活動をきっかけという人が6割以上にものぼった。

現状での己が理想とするワーク・ライフ・バランスを実現できているか否かを尋ねたところ、「あまり出来ていない」「全く出来ていない」の回答を合わせた割合は、男性61.8%、女性69.0%と、男女ともに過半の6割以上が否と答えた。

特に女性の方は、「あまり~」「全く~」が同率34.5%と二分する結果となった。男性が「あまり~」と答えたのが大半なのとは対照的で、「全く~」の割合では男性の2倍近くとなっており、理想と現実に大きなギャップがあることが分かった。

ワーク・ライフ・バランスの観点から、企業選びで重視される要素とは?

ワーク・ライフ・バランスの観点から、企業選びにおいて重視する要素にとしては、「残業時間」「業務内容」「雰囲気、社風」「福利厚生」などが、男女共通で上位となった。

一方で、男女において著しく差が現れたのは、男性49.1%と重視するのに対し女性10.3%と低い「業種・業界」、逆に男性が3.6%と低く女性が27.6%と高い「産休・育休制度の充実さ、取りやすさ」、極めつけは「介護休暇制度の有無、取りやすさ」の項目で、女性10.3%に対し、男性はなんと0%であった。

20代の第二新卒・既卒の若い世代であっても、女性は労働環境や制度を重視する傾向があり、一方で業界や業種に左程のこだわりはないようである。これに対し男性は業界や業種へのこだわりが強く、育休や介護休暇といったことは自分に関わりが薄いと考えているのか、ほとんど重視されないようだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社UZUZ プレスリリース
http://uzuz.jp/news/press_20161121/

PR TIMES 株式会社UZUZのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000022432.html

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月山哲也
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