ミドル世代は「地方で働くこと」についてどう思っているのか
2016.11.28
地方で働く – アンケート調査結果
ミドル世代の転職活動を支援する転職サイト「ミドルの転職」を運営する、エン・ジャパン株式会社が、「地方で働くこと」についてアンケート調査を行い結果発表を行った。対象は、転職サイト「ミドルの転職」を利用している、3大都市圏の682名の、平均年齢39歳のミドル世代となる。
地方企業の難しさ
政府は企業の地方移転を推進しているものの、実際に2015年に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県へ、他の43道府県から移転した企業は過去最多となった。企業が地方に残るためには、優秀な人材の獲得が必要であるが、多くの労働者は地方で働くことについて不安要素を抱えている。
地方で働く不安と期待
調査回答者のうち59%が、地方で働くことに興味があるとしたが、昨年と比較して10ポイント減少となる結果となった。1番の人気のエリアは「九州・沖縄エリア」となった。
地方で働きたい回答者が過半数以上となったが、地方で働く不安点として、「働き口が少なく、転職先が見つからなそう」が65%と第1位となった。次点は、給与減少、家族との調整、が続いた。
一方で、63%が「自分がやりたいことであれば、地方で働いてもよい」と回答した。不安点の2位となった、給与についても増額が望めるのであれば、地方移転してもよい、と回答した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ミドルの「地方で働くこと」意識調査 地方で働くことに興味があるミドルは昨年より減少。『ミドルの転職』ユーザーアンケート集計結果
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3421.html
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