ブラック企業は多いのか?株式会社マクロミル アンケート調査結果発表

2016.08.23

16日、株式会社マクロミルは、「ブラック企業は多いのか?」をテーマに、アンケート調査を実施、その結果を発表した。

長時間労働や厳しいノルマ、パワーハラスメントなどが横行し、違法労働がまん延している企業を「ブラック企業」と称し、メディアに取り上げられることが増えている。

そこで、マクロミルは、ブラック企業が本当に数多く存在するのか、40代の正社員男女にアンケート調査を実施した。

調査は、2016年7月25日(月)~27日(水)インターネットにより、マクロミル提携モニターである全国の40歳~49歳の正社員男女を対象に実施、有効回答は200人から得た。

75%が17~19時台に退社

40代の正社員男女200名に、実際に退社(終業)することの多い時間帯を聞いたところ、1位「17時台」78人(39.0%)、2位「18時台」49人(24.5%)、3位「19時台」23人(11.5%)であった。75%の人が17~19時台に退社できているとの結果を得た。

また、残業日数については、月に1日以上の残業があるかどうかを聞いたところ、66.0%にあたる132名が「ある」と回答した。

残業時間は約7割が「1~20時間未満」

この132名の、1か月あたりの残業時間は、1位が「1~20時間未満」91人(68.9%)、2位が「21~40時間未満」23人(17.4%)、3位が「41~60時間未満」8人(6.1%)であった。

労働基準法において残業時間の上限は「45時間」、実際に40時間を超える労働をしている人は14%であった。

「61~100時間未満」8人(6.0%)、「100時間以上」2人(1.5%)いることから、今後も継続して長時間労働削減に向けて取り組むことが必要であろう。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社マクロミル「HoNote」
http://www.macromill.com/honote/20160816/

プレスリリース PR TIMES「ブラック企業は多いのか?働き盛りの40代で、1ヵ月あたりの残業時間は8割以上が「40時間以内」。」
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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小野陽子
小野陽子