いざという時の備えとして、有休を100%消化しない71.0%の主婦達?!
2016.08.20
平成28年8月17日、株式会社ビースタイルが運営する主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研は、『主婦と休暇について』をテーマに主婦会員に向けてアンケート調査を行い、その結果を発表した。
同調査は、今年7月29日(金)から同年8月12日(金)までにかけて、ビースタイル登録者及び求人媒体『しゅふJOBサーチ』登録者を対象に、無記名式のインターネットリサーチで行われた。有効回答数は960件。
これによれば、有給休暇が付与された場合、有休を取得したいかという問に対し、有給休暇を取得したいと答えたのだが96.9%と実に9割以上を占めた。逆に取得したくないと答えたのは、僅か0.9%で1分にも満たなかった。
1年間に付与された有給休暇のうち、有休を100%消化しないとした回答者は71.0%にも上り、過半数以上が有休を使いきらないことが判明した。
有休を使いきらない理由としては、「いざという時のために有休を残しておきたい」というものが最も多く、有休を残すのは急病等万が一の事態に備えてのものであるようだ。
また、有給休暇を取得しやすいかという問において、「取得しやすい」及び「どちらかといえば取得しやすい」と53%が回答し、逆に「取得しにくい」及び「どちらかといえば取得しにくい」という回答も38.3%に上った。
特に後者は、有休を取得しやすくなるためにどうすればいいかという問に対し、「法律で有休取得義務化」をあげた者は46.6%に過ぎなかった。最多だったのは、「職場に有休を取得しやすい雰囲気を作る」で72.5%にも上った。次点で「休んでも仕事が回る業務カバー体制を構築する」、これに「会社が有休取得を促進する」が続いた。
有休の取得は法律での義務化よりも、「取得しやすい環境」「休みのカバー体制」などの構築が求められているようである。
とはいえ、有給休暇の取得義務化については、賛成と答えた回答
者が72.0%と過半数以上に上った。分からないと答えたのが24.3%で、反対と答えたのが僅か3.8%に過ぎないことを考えれば、有給休暇の取得義務化自体は賛成のようである。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
PR TIMES 株式会社ビースタイルのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000003176.html
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