日本の労働者の本音は「給与を下げても勤務時間を短くしたい」?!
2016.07.30
「エンプロイヤーブランド(企業魅力度)」を調査する「ランスタッドアワード2016」発表!
平成28年7月28日、世界最大級の総合人材サービス会社ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィーは、世界共通基準で働く人をひきつける「エンプロイヤーブランド(企業魅力度)」を調査する「ランスタッドアワード2016」を発表した。ここでは、その中から「勤務時間」に対する意識について焦点を当てる。
同調査における、勤務時間に対する労働者の意識調査で、日本では「現状の勤務時間に満足」が42.0%、加えて「高い給与のためなら長く勤務をしたい」と回答した者も42.3%いた。
その一方で、「給与を下げても勤務時間を短くしたい」という者は14.1%であった。これはグローバル平均である6.08%を大きく上回るものであり、調査対象である世界の国と地域では最上位の結果となった。
勤務時間を短くして、空いた時間の使い途は?
勤務時間を短くしたい理由として、日本は「自分自身の時間を増やす」という選択肢のみが75.0%でグローバル平均の70.0%を5%上回った。
一方で、その他の「スポーツ、余暇・趣味のため」、「子供と過ごす時間を増やすため」、「通学などの自主学習、トレーニングのため」など、より時間の使い方が具体的に明示されている選択肢については、全てグローバル平均を下回った。
現状よりも勤務時間を短くし、もっと自分自身の自由な時間を増やしたいと思いながらも、実際にはその時間の具体的な時間の使い方が漠然としたものである傾向があるようだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
総合人材サービス ランスタッド ニュースリリース
http://www.randstad.co.jp/about/newsrelease/20160728.html
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