愛媛県内の有効求人倍率、過去最高の1.47倍!
2016.07.01
平成28年6月27日、愛媛労働局は、5月の県内有効求人倍率(季節調整値)が1.47倍(前月比0.05ポイント上昇)と、昭和38年に統計をとりはじめて以来最も高い数値であり、過去最高を3ヶ月連続で更新したと発表した。
5月の有効求人数(原数値)は3万486人で前年同月比13.8%増、新規求人数は1万1182人で前年同月比19.3%増と、いずれも12ヶ月連続の増加となった。
産業別では、松山における飲食店の求人増を受けて、「宿泊業,飲食サービス業」の新規求人が36.5%伸びた。作業員の大量求人などで「建設業」も30.9%増。新居浜で運送のまとまった求人があった「運輸業,郵便業」も28.3%増だった。
このほか、「製造業」、「卸売業,小売業」、「医療,福祉」、「サービス業」も含め、主な7つの産業全てで前年同月を上回る結果となった。
有効求職者数は2万3032人で前年同月比7.0%減、新規求職者は5649人で前年同月比4.4%減となり、3ヶ月連続で減少した。正社員の有効求人倍率(原数値)は0.82倍(前年同月比で0.16ポイント上昇)だった。
地域別では、東予が1.48倍、中予が1.28倍、南予が1.16倍で、全地域で上昇した。雇用失業情勢の判断は、9ヶ月連続で「改善が進んでいる」とした。
愛媛労働局は、「求人・求職者に対する支援の充実強化による効果的なマッチングの推進」、「人材不足分野における雇用管理改善による人材確保等の推進」などを重点に取り組むとしている。
▼外部リンク
愛媛労働局 報道発表資料
http://ehime-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/28.6/10.pdf
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