入社前に知っておきたい!来年度の新入社員の特徴は何タイプ?
2015.03.29
最近流行の“あの文房具”に例えて
公益財団法人日本生産性本部による「職業のあり方研究会」では、その年の就職や採用状況についての動向、また新卒入社者が持つ特徴などについて調査研究を実施している。
同研究会では平成27年度に入社する学生の特徴を、「消せるボールペン型」と発表した。その理由として、変化に対応できる柔軟性(書き直しができる機能)を持っており、企業側はその特性を活かすべきだとしている。
ただ指導をする際には、力を入れすぎる(不用意に熱を入れる)と個性(色)を消してしまったり、酷使しすぎると離職(インク切れ)につながったりするので注意が必要という。
学生が持つ特徴を見極めて育成する
厚生労働省・文部科学省が発表した2月1日時点の数値によれば、今春卒業予定の大学生の内定率は86.7%。2011年前後における就職超氷河期からはかなり回復傾向にあるといえる。
本年入社の大卒新入社員たちは、現役生であれば東日本大震災の直後に入学した世代。状況変化に対応してきた学生たちは、見た目は例年と同じ普通のボールペンに見えても、実は変化に対応できる柔軟性を持ち得ている。
企業側は学生たちのこうした特性を知り、すぐ即戦力にしようと思わずに長い目で育てていくことが必要のようだ。
(画像は公益財団法人日本生産性本部のホームページより)
▼外部リンク
公益財団法人日本生産性本部 調査研究 プレスリリース
http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001438.html
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