「今の会社を辞めようと思ったことがある」人は7割強!企業への不満を解消するには?

2015.04.03
従業員満足度を高めるために知っておきたい

日本法規情報株式会社は「労働問題に関する意識調査」を実施し、現在の職場における不満について尋ねたアンケート結果を公表した。調査は3月8日~25日に行われ、男性331人、女性300人から有効回答を得た。

「今の会社を辞めようと考えたことがあるか」という質問に対し、「考えたことがある」と回答した人は全体の72%。「不満はあるが、辞めようと考えたことはない」の21%と合わせると、全体の9割が会社に対して何らかの不満を抱えていることが分かる。

職場への不満を溜め込んだまま我慢すると、うつ病などの病気にもつながりかねない。精神的な不調により休職を余儀なくされるケースも多く、企業側にも対応が迫られているといえる。

職場へ不満を感じる理由には給与や上司がランクイン

「現在職場への不満」について具体的に聞いた質問では、「賃金・給与に不満がある」が21%、「職場の上司に不満がある」が20%と上位を占めた。また少数ながら「職場内でいじめがある」「ブラック企業である」などの回答も見られた。

「不満に感じる企業の体質とはどのような点か」については、「残業はして当たり前で、しかも請求出来ない」が最も多く28%となり、「社員の吊るし上げ、イジメがある」が18%、「入社後2年以内の離職率が高い」が15%と続いた。

企業側としてはこうした意見を職場の問題として捉え、トラブルを未然に防ぐための社内ルール作りや体質の見直しを検討したい。必要に応じて弁護士や社会保険労務士にアドバイスを受けることもお勧めだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日本法規情報株式会社 プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000006827.html

日本法規情報株式会社/人事・労務・社会保険相談サポート
http://www.jinji-roumu-support.com/

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