企業担当者が頭を抱える“選考辞退”、転職希望者の7割が経験済!?

2015.04.04
なぜ選考辞退は起きるのか?

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社は、同社が手がける人事担当者向けサイト『エン 人事のミカタ』にて、「選考辞退」についてのアンケートを実施。調査は昨年11月29日~12月10日に行われ、『エン転職』を利用する求職者2,605人より有効回答を得た。

「これまで転職活動において、選考辞退をしたことがありますか?」の問いに対し、70%の人が「はい」と回答。2012年に行った同様の調査では86%が経験ありと答えており、一見選考辞退は減少しているようにみえる。

しかし辞退した社数について尋ねると、全体の7割近くが2社~6社以上と回答。6社以上辞退している人も12%おり、転職者1人当たりの辞退社数は増加していることが分かる。

面接官の行動や社内の雰囲気もチェックされている!

選考中に転職者の辞退が発生するタイミングは、面接前の辞退、面接後の辞退、内定後の辞退の3パターンに大別できる。「面接を受ける前の面接辞退」が最も多く53%と半数を占め、2012年の47%と比べても増加傾向がみられる。

面接前の辞退理由については、「応募後に再考し、希望と異なると判断した」が41%、次いで「希望に反したスカウトメールだった」32%、「ネット上でよくない評判や噂を聞いた」30%。気になる全ての企業にまずは応募してみて、面接の案内がきた時点で改めてその企業が自分に合うかどうか判断する人も多いようだ。

面接後や内定後の辞退理由については、企業側での準備不足、面接官の行動・態度、求人情報との齟齬、社内の雰囲気、ネットでの評判などが挙げられた。自社に当てはまる点がないかどうか再度チェックしておきたい。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

エン・ジャパン株式会社 ニュースリリース
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2015/2928.html

エン人事のミカタ
https://partners.en-japan.com/

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