新卒就職活動、現在の進捗状況は?

2016.04.14
企業へ求める情報公開

「人と仕事研究所」を運営する株式会社アイデムは、2017年4月からの民間企業就職を希望している大学生3年生・大学院1年生の、男女659名の2016年3月までの就職活動についての調査発表を行った。

学生が企業に公表してほしい情報として「新卒採用者数・離職者数」、「所定外労働時間の実績」また、「有給休暇取得日数」が上位3項目としてあがったが、企業が実際に公表できる項目とのギャップがある結果となった。

就職活動進捗

広報解禁日の3月1日の時点で3割の学生が面接・試験段階へ突入しており前年よりやや早い進捗状況となっている。理由は2017年は就職活動の選考解禁日が前倒しになったことによると推測できる。

一方で、学生の応募企業数は昨年に比べて平均1社ほど少ない7.2社となっている。

学生の人気企業傾向

アンケート結果によると、企業規模についての学生の志向は、「大企業志向」が52.5%となるものの、「企業の規模は全く意識していない」との回答が4分の1を占めた。

また業界については男性、女性ともに「メーカー」が人気が高く、職種上位は男性、女性ともに「事務・管理系」、「企画系」、「営業系」との結果となった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

就職活動に関する学生調査
https://apj.aidem.co.jp/upload/chousa_data_pdf/.pdf

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高野勤一
高野勤一