ワコール「ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査」を発表

2016.03.08
首都圏の20代から40代の169人の女性にアンケートを実施

株式会社ワコールは、今年1月、首都圏の1都3県に住む20代から40代の169人の女性に「ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査」を実施した。

169人の構成は、現在育休中で今後6か月以内に復職予定の女性が69人、過去2年以内に育休から復職をした女性が100人であった。調査方法はインターネットによるアンケート調査である。

復職後、以前と同等の仕事が「できている」と感じている女性は63.0%

復職前の女性は、復職後「以前と同等の仕事が、できると思う」女性は37.7%であったが、実際に復職した後の女性は63.0%と、産休前と変わらぬパフォーマンスで、「しゃんと」した姿勢で「テキパキ」仕事ができていると感じている。

「子どもがいてもキャリアアップしていきたい」と回答した女性は53.8%

「子どもがいてもキャリアアップしていきたい」という女性に「賛同できる」と回答した女性は89.9%にのぼった。

更に「賛同できて私もキャリアアップしていきたい」と回答した女性は53.8%、実に2人に1人のワーキングマザーがキャリアアップに意欲的であった。

職場復帰するために必要なサポートは

育休中も在宅での業務サポートや研修などを通じて、仕事の感覚を忘れないようにしたい、といった意見があった。職場復帰を予定している女性にとっては、職場や仕事の状況を得て、キャッチアップしておきたいという気持ちがあるようである。

両立のために最も必要なのは「家族の支え」

「育児と仕事を両立するために最も大事だと思うことは」との設問に対して最多であったのが、「家族の支え」であった。復職前の女性は63.8%、復職後の女性では73.0%にものぼる。実際に復職すると、家族の支えがより大切であると実感していることが分かる。

調査の結果から、産休・育休後も以前と同等の仕事ができている女性も多く、更に家族の支えによって子育てもキャリアアップの両立を目指したい女性も2人に1人にのぼるなど、首都圏でのワーキングマザーの実態が明らかになった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ワコール「ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査」
http://www.wacoal.jp/news/topics/201603/topics143329.html

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高野勤一
高野勤一