女子大生の半数が「夫が専業主夫でもいい」と思っている!?

2016.02.29
「イクメン」はもはや当たり前

女性の“はたらく”を応援する株式会社Woman&Crowdは、女性が考える結婚・出産とキャリアに関する意識調査を実施。調査は1月14日~2月2日に行われ、大学3、4年生の女性220人、および結婚や出産により離職したことがある既婚女性300人より有効回答を得た。

政府は女性活躍推進法の制定により、女性の雇用や登用を推進している。しかし離職を経験した既婚女性のアンケートでは、育児との両立が困難であり、会社のサポート体制も万全でなく、不本意ながら退職したという回答が目立った。

女子大生の58%も、「キャリア継続のため結婚や出産に、ためらいを感じてしまう可能性がある」と回答。女性の多くが不安に思う育児支援は、制度を活用しやすい環境づくりなどの企業努力が重要であることがうかがえる。

女性が活躍するためにはパートナーの協力が必須

「パートナー(配偶者)が家事や育児に協力的かどうかは自分のキャリアに影響すると感じますか?」という質問については、女子大生の89%、既婚女性の90%が「大きい、やや大きいと感じる」と答えた。女性が働き続けるためには、企業の理解や制度充実はもちろん、パートナーの協力が不可欠であることが分かる。

さらに「お互いの合意の上でパートナー(配偶者)が専業主夫でも構わないと思いますか?」と女子大生に尋ねると、49%が「構わないと思う」と回答。仕事に専念できるなら、自分が大黒柱となって働いてもいいという女性も増えているようだ。

女性が活躍するためには、パートナーの支援が必要。「男性の育休を義務化してほしい」といった声もあり、育児の負担を軽減する多様な取り組みが必要だと言えそうだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社Woman&Crowd プレスリリース
http://womancrowd.co.jp/pressroom/pressrelease-160223/

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間山圭奈
間山圭奈