保育士のワークライフバランスを大調査!7割の保育士が現状に不満!?

2016.02.10
仕事とプライベート、どっちを優先させる?

保育士や幼稚園教諭に特化した人材紹介サービス「保育のお仕事」を運営する株式会社ウェルクスは、「保育士100人意識調査」を実施。調査は1月16~29日に行われ、保育士を中心とする109人より有効回答を得た。

「現在の仕事とプライベートの比率は?」という質問については、「5:5」と答えた人が最も多く、全体の37.5%を占めた。この結果からは、仕事とプライベートのバランスが概ね取れているようにみえる。

しかし年齢別では、とくに20代~30代前半の世代において、仕事量の多さを指摘する声が上がった。拘束時間が長く、仕事を持ち帰らないと終わらない状況は、若い世代に重い負担を課しているようだ。

本当はもっとプライベートも充実させたい!

「現状のワークライフバランスに満足ですか?」という問いについて、「はい」と答えた人はわずか10.8%。67.6%と約7割もの人が、現状に満足していないと回答した。

ワークライフバランスを実現するために「職場にあればいいなと思う制度」については、「有給をきちんと消化できる制度」「週休二日制」など、休暇制度に対する要望が目立った。

仕事とプライベートを両立するためには、雇用側がきちんとした環境や制度を整える必要性がある。帰宅後や休日にも家で仕事をしなければならない保育の仕事は、業務量そのものを見直す必要があるといえそうだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ウェルクス プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000013773.html

保育のお仕事/仕事とプライベート…どっちを優先させる?保育士100人意識調査
http://www.hoiku-shigoto.com/report/trouble-at-work/

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間山圭奈
間山圭奈