ワークライフバランス、最も満足度が高いのは「派遣社員」!?

2016.01.22
約4割の派遣社員が現状に満足

エン・ジャパン株式会社が提供する、派遣のお仕事まとめサイト『エン派遣』。同サイトではユーザーを対象に「ワークライフバランス」についてのアンケート調査を実施、正社員・派遣社員・契約社員・アルバイトなど、雇用形態が異なる3,523人より有効回答を得た。

現在のワークライフバランスについて尋ねたところ、最も満足度が高かったのは「派遣社員」で、2008年の調査開始より7年連続の1位となった。一方「正社員」では、ワークライフバランスが「良い」とした人は全体の18%にとどまり、「悪い」と答えた人は47%と約半数を占めた。

総務省の調査では、非正規雇用者の約8割が自ら非正規の仕事を選んでいるというデータもあり、必ずしも正社員を希望しているわけではない。非正規雇用者はむしろ趣味や家庭などに時間を割き、ワークライフバランスがとれた生活を送っていると考えられる。

正社員は仕事量を減らしたい、アルバイトは増やしたい

現在のワークライフバランスが悪いとした人に対し、改善するための方法を聞いた質問では、正社員の83%が「仕事の割合を減らす」と回答。現在の勤務時間・勤務日数について「長い」と感じている正社員も63%に及び、長時間労働のせいでプライベートな時間が削られていると感じる正社員が多いことが分かる。

一方でアルバイトの人では、「仕事の割合を増やす」ことがワークライフバランスの向上につながると考えている人が45%と約半数。勤務時間・勤務日数が多くても少なくても、ワークライフバランスをとるうえでは問題があることがうかがえる調査結果となった。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

エン・ジャパン株式会社 ニュースリリース
http://corp.en-japan.com/newsrelease/pdf/

記事をシェアする

kakimoto