新聞折込求人紙の利用者を大調査!仕事選びの重視ポイントとは?

2016.01.17
9割の女性求職者が「勤務地」を重視!

求人情報を得るために多くの人が利用する新聞折込求人紙。人手不足に悩む企業にとっては、折込求人紙を見ているユーザー特性を把握し、効果的な採用活動を進めたいところだ。

株式会社アイデムは「新聞折込求人紙の利用に関する実態調査」を実施。調査は2015年10月28日~29日に行われ、直近1年以内に折込求人紙を利用し、パートやアルバイトの求職活動を行った30~59歳の女性416名より有効回答を得た。

仕事選びの際に重視するポイントについては、全体の93.6%もの人が「希望する勤務地であること」を挙げた。次いで「職場の雰囲気」が87.8%、「勤務時間の融通がきくこと」が84.9%、「休みがとりやすいこと」が84.6%。折込求人紙のユーザーは給与よりも、現在のライフスタイルを崩さずに働ける環境を重視する傾向があるようだ。

給与面を改善しただけではアピールできない!?

折込求人紙を利用する理由について尋ねた質問では、「地元の求人が多いから」が最も多く68.8%、「働きたいエリアの求人が見つかりやすいから」が58.7%と続いた。配達地域に合わせた求人情報を掲載する媒体特性が、利用者のニーズにマッチしていることが見て取れる。

求人情報の中でどの項目をチェックするかについても、「勤務地」が75.6%、「仕事内容」は72.1%とそれぞれ7割を超え、「勤務時間帯」や「給与」を上回った。

折込求人紙を利用している求職者は「勤務地」を最優先し、次いで「労働時間」の融通がきく仕事を求めている傾向がある。労働力確保のために「給与」などの待遇改善に着手する企業も多いが、それだけでは求職者にアピールできない現実が同調査結果には表れているようだ。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

株式会社アイデム/ニュースリリース
http://www.aidem.co.jp/company/topics/619_d.html

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