アジアの子どもたちが「将来就きたい仕事」とは?

2016.01.09
不況による堅実志向は子どもにも影響?

アデコ株式会社は子どもを対象に、「将来就きたい仕事」についてのアンケート調査を実施。アデコグループの6拠点である韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナムでも同様の調査を行った。

日本国内に在住する6~15歳の男女1,000人に対し、「将来就きたい仕事」を尋ねた調査結果は、男子の1位が「会社員」、女子の1位が「パティシエ」となった。男子は昨年1位の「サッカー選手」が2位に転落、女子の「パティシエ」は3年連続1位の人気職業となっている。

ランキング上位には男女とも「会社員」「公務員」が入り、堅実性のある職業を選ぶ傾向も見て取れる。景気の停滞感が払拭できない現在の日本において、現実的で安定した生活がしたいと考える子どもたちも多くいるようだ。

アジアでは先生、医者が人気に

アジア太平洋各国・地域でも、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナムにおいてインターネット調査、訪問調査を実施。7~14歳の男女各150~1,500人に「将来就きたい仕事」を聞いた。

これらの国・地域において人気だったのは「先生」と「医者」。「先生」は香港・台湾・シンガポール、「医者」は韓国・タイ・ベトナムで1位となった。

一方日本の男女合わせた総合1位は「会社員」。この結果は、経済成長のさなかにあるアジア太平洋地域各国と、成熟が進む日本との違いが現れているものと同社は分析している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

アデコ株式会社 プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000001264.html

アデコ株式会社
http://www.adecco.co.jp/

記事をシェアする

kakimoto