16年卒の就活生は、内定が出ても就職活動をやめられない!?

2015.05.09
就活生を山登りの4パターンに例えると

株式会社ジャパンビジネスラボが運営する就職支援スクール「我究館」では、2016年卒業予定の就職活動生について最新の動向をまとめた。

16年卒の就活スケジュールは従来よりも後ろ倒しとなり、採用情報や説明会情報などの解禁が3月から、面接などの採用選考が8月からとなっている。一方で外資系企業やベンチャー企業などではすでに内定を出している所もあり、学生たちが採用スケジュールに翻弄されている状況がうかがえる。

我究館では就職活動を山登りに見立て、16年卒の就活生を「下山組、頂上散策組、登山迷子組、登山開始組」の4パターンに分類した。

16年卒の就活生には内定辞退者が増える!?

我究館は就活をすでに終了した人を「下山組」、大学3年から活動を始めたがまだ内定が出ていない人を「登山迷子組」、活動を始めたばかりの人を「登山開始組」とする。これらに加えて、16年卒ならではの新しい形態とみられるのが「頂上散策組」だ。

頂上散策組は内定をすでに得ているのに就活を続けている学生。4月発行の『2016年度日経就職ナビ 就職活動モニター調査結果』によれば、4月1日時点で「内定を手にしても就職活動を継続する」と答えた学生は81.4%にものぼる。

こうした学生は大手総合商社やメガバンクなどによる面接が解禁されるまで就活を終われないため、秋以降における内定辞退者の大量発生が懸念される。企業側はこうした状況を見越し、より丁寧な内定者フォローが必要になってくるだろう。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ジャパンビジネスラボ プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000013515.html

就職・転職支援 キャリアデザインスクール 我究館
http://www.gakyukan.net/

記事をシェアする

kakimoto