学情が「2025年卒採用」に関して調査を実施

2024.06.21
採用の難易度、84.1%が「難しい」と回答

株式会社学情が4月30日から5月15日にかけ、企業・団体の人事担当者(有効回答数:649社)を対象に「2025年卒採用」に関して調査を実施。その結果を6月17日に発表している。

同調査において『2025年卒採用の難易度について、どのように感じていますか?』と質問したところ、「難しい」が全体の53.3%、「やや難しい」が30.8%となり、「難しい」が全体の84.1%を占めていることが分かった。

「複数内定を保有している学生が多く、最終承諾する学生の人数が読めない」や、「例年に比べ3月以降の集客が伸びておらず、採用目標数に届かない見込み」などといった声も上がっている。

57.3%が通年採用を「実施している」と回答

『2025年卒採用の難易度が高いことを受け、通年採用(20代を対象にした中途採用)を検討していますか?』と質問したところ、「既に実施している」が全体の57.3%、「検討している」が33.3%などとなり、新卒採用の難易度が高くなっていることで「20代通年採用」の導入に踏み切ったり、導入を検討したりする企業が多いことが分かった。

なお、前年同時期に実施した調査では「既に実施している」が50.1%、「検討している」が23.2%で、前年同時期比で「20代通年採用」の導入・検討が広がっていることが窺える結果が得られている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社学情 プレスリリース
https://service.gakujo.ne.jp/

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高野勤一
高野勤一