大企業の勤怠・労務システム、オンプレミスからSaaSへの乗り換え実態調査

2024.06.19
システムの乗り換えに関する調査

株式会社ヒューマンテクノロジーズは、従業員数500名以上の大企業に勤務する会社員で、オンプレミスからSaaSへの勤怠、労務管理システムの乗り換えに携わった110名を対象に乗り換えに関する調査を実施。その結果を2024年6月18日に発表した。

乗り換えの理由と懸念点

同調査で乗り換えの理由について聞いたところ、「運用・保守の負荷を軽減できる」59.1%、「システム利用者の負荷が削減できる」54.5%、「容量の拡張や負荷分散が柔軟にできる」49.1%などが多くあげられた。

自由回答では将来性、基幹システムが古い、管理しやすいなどがあげられている。

オンプレミスからSaaSへの乗り換えに懸念点が「とてもあった」の回答は22.8%、「ややあった」は61.8%だ。懸念点は「社内のセキュリティ整備」68.8%、「既存システムとの互換性」51.6%、「初期設定やデータ移行など導入時の手間」48.4%などが多い。

満足度と情報収集

乗り換えに「とても満足している」は30.0%、「やや満足している」は60.9%だ。その理由は「導入が容易だった」57.0%、「セキュリティ対策を任せられる」53.0%、「場所を問わずアクセス可能で利便性が高い」47.0%などだ。

乗り換えに当たっての情報収集は「比較サイトの閲覧および資料ダウンロード」53.6%、「インターネットでの検索」42.7%、「イベント・展示会への参加」40.9%だ。知人の紹介や口コミなどもあった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ヒューマンテクノロジーズのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000010477.html

記事をシェアする

高野勤一
高野勤一