採用の難易度は高いと回答した企業は8割、採用活動が早期化の傾向に
2024.06.18
「2025年卒採用」に関する調査
株式会社学情は、649社の企業・団体の人事担当者を対象に「2025年卒採用」に関して調査を実施し、2024年6月17日に結果を発表した。採用の難易度は高いと感じていることが分かった。
「難しい」の回答は約8割
同調査は、学生優位な売り手市場に対し企業が採用活動の難易度をどのように捉えているか調べたものである。2025年卒採用について、「難しい」と回答した企業は53.3%、「やや難しい」は30.8%、「どちらでもない」が14.9%だ。
難しいと感じている企業が約8割に上るが、理由としては「複数内定を保有している学生が多く、最終承諾する学生の人数が読めない」「エントリー数や説明会参加者数などほとんどの数値が昨年を下回っている」などがあげられる。
ほかにも「例年に比べ、3月以降の集客が伸びず採用目標数に届かない見込み」「インターンシップなどで出遅れてしまうと母集団形成が難しくなる」など、早期的な対策が求められる声もある。
20代通年採用の実施状況
それらを踏まえた上で、既卒や第二新卒など20代を対象にした「20代通年採用」を実施している企業は57.3%、検討している企業は33.3%だ。
昨年のアンケートでは、通年採用を実施していると回答した企業は50.1%、検討していると回答した企業は23.2%で、20代の通年採用を導入する企業が増えていることが分かる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社学情のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/000001233.000013485.html
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