「中小企業の勤怠管理実態調査」、記録漏れ、誤りを記録した経験がある人は6割

2024.06.13
中小企業の勤怠管理実態調査:後編

株式会社ヒューマンテクノロジーズは、先だって行われた「中小企業の勤怠管理実態調査」の後編を2024年6月12日に発表した。担当者の6割以上が勤怠の記録漏れや間違いをしたことがあると回答している。

勤怠管理への不満は6割以上

同調査は、従業員数20名以上〜300名未満の中小企業に務める会社員109名の回答をまとめたものだ。

お勤め先の勤怠管理に不満を感じることが「とてもある」の回答は27.6%、「ややある」は38.5%で、合わせると6割以上になる。

不満の理由は、「手作業の記録に時間がかかる」41.7%、「残業申請に手間がかかる」38.9%、「有給休暇の日数などを確認しにくい」36.1%などの回答が多くあった。

ほかにも勤怠管理への不満の理由を自由回答してもらったところ、「全体的に融通が効かない」「昔ながらのタイムカードを使っている」「15分未満の労働時間が切り捨てられる」などがあった。

記録漏れ、誤りの経験は6割以上

自身の勤怠記録で、記録漏れや誤った記録をしたことが「何度もある」17.3%、「数回程度ある」36.7%、「一度だけある」10.1%で、合わせると6割以上だ。

原因は「出勤・退勤時間が重なり、記録する際に待ち時間が生じる」32.9%、「煩雑で手間を感じるため、記録を後回しにしてしまう」31.4%、「勤務開始・終了のルーティンが確立されていない」28.6%が多い。

勤怠管理システムを「利用してみたい」という回答は60.5%だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ヒューマンテクノロジーズのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000010477.html

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高野勤一
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