勤怠管理に悩みを持つ中小企業は約8割、多いのが「残業時間管理」で約6割

2024.06.02
中小企業の勤怠管理調査

株式会社ヒューマンテクノロジーズは、従業員数20名以上〜300名未満の中小企業で、勤怠管理をアナログな方法により管理している勤怠管理担当者110名を対象に、勤怠管理に関する実態調査を実施。その結果を2024年5月30日に発表した。

アナログでの勤怠管理の悩み

勤怠管理業務に関する悩みがあるか聞いたところ「とてもある」40.0%、「ややある」37.3%で、約8割が悩みを持っていることが分かった。

具体的な悩みは「残業時間の管理が大変」57.6%、「遅刻や早退の確認が難しい」48.2%、「労働時間の正確な記録が難しい」38.8%などが上位にあげられている。

その中で、「勤怠の締め処理に時間がかかる」36.5%に理由を聞いたところ「打刻漏れや誤打刻の確認・修正作業が多い」64.5%、「データ整理や集計が煩雑」61.3%、「データ収集に時間がかかる」51.6%などがあった。

勤怠締めにかかる時間は?

「勤怠締め」にかかる時間は「6時間~8時間未満(1日)」が33.6%、「8時間以上(1日以上)」が28.2%、「4時間~6時間未満(半日以上)」が17.3%となっている。勤怠締めで「残業することがある/とてもある」と回答した人は合わせて60.0%であった。

勤怠システムの導入を「検討中」は41.8%、「過去に検討した」は33.6%。導入に至らなかった企業の理由には、コストや運用の難しさなどがあげられた。

(画像はプレスリリースより)
出典元:ヒューマンテクノロジーズ

▼外部リンク

ヒューマンテクノロジーズのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000010477.html

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高野勤一
高野勤一