2023年度、採用活動をしなかった企業は約8割、予定の人数確保は約半数

2023年度採用計画調査

株式会社フリーウェイジャパンは、中小企業／零細企業を対象に「2023年度採用計画に関するアンケート」を実施し、2024年4月19日に結果を発表した。中小企業／零細企業の従業員82人、ならびに代表取締役/個人事業主145人の計227人が回答している。

採用活動をしなかった理由は人員充足

2023年度に人事採用の活動を実施したかの質問に、「はい」の回答は21.1％、「いいえ」の回答は78.9％であった。

実施しなかった企業の理由は「人員充足」が65.4％、そのほかは「業績悪化」12.8％、「人件費の高騰」8.4％、「採用活動担当者の不在」6.1％となっている。AIで対応できたとの回答もあった。

採用活動を実施した企業のうち、「予定通りの人数の採用を達成した」企業は47.9％。採用できた理由は「時間をかけたため」が43.5％、一方採用できなかった理由は「内容を工夫できなかった」が40.0％だ。

採用活動に関するコスト周り

今後の採用活動の取り組みについて、予定通り採用できた企業は「特になし」34.8%、「既存事業拡大」21.7%などである。

2023年度に十分な応募があったか聞いたところ「いいえ」は70.8％であった。特に専門職・技術者の採用を強化している企業が多い。「予定通りのコストで採用活動を実行できた」企業は68.8%、求人広告への掲載費を抑えられたかどうかが分かれ目となった。

（画像はプレスリリースより）
出典元：株式会社フリーウェイジャパン

▼外部リンク

株式会社フリーウェイジャパンのプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000061444.html