約65%の企業がリスキリングに意欲、施策となるeラーニングの課題とは

2024.04.01
リスキリングに関する実態調査

jinjer株式会社は、「リスキリングとeラーニング」に関する実態調査を実施。人事担当者360名の回答をとりまとめ2024年3月27日に発表した。

IT技術の急速な発展に対応するため、約65%の企業が能力の再開発、再教育であるリスキリングに意欲的である一方、eラーニングの満足度は半数以下となった。

63.9%がリスキリングに意欲的

リスキリングに「取り組んでいる」企業は26.7%、「取り組む予定」21.1%、「取り組むことを検討中」16.1%を合わせると63.9%になる。

目的は多い順に「社員のITリテラシーの強化」38.3%、「業務効率化のため」37.8%、「IT人材が不足しているため」36.5%となった。

それ以外にも「社員のキャリア支援のため」32.2%、「従業員のエンゲージメント向上のため」31.3%など従業員の定着率向上を目的としたものもある。

eラーニングの課題

リスキリングの施策は「eラーニングの活用」32.2%、「社内研修(オンライン)」27.8%、「外部研修(オンライン)」が26.1%とオンラインでの講義が多い。そのうち75.0%がeラーニングに関するシステムやサービスを利用している。

eラーニングで「上手く取り組めている」との回答は44.8%、感じている課題は「研修コンテンツの企画・作成」43.7%、「深い理解や定着につなげるのが難しい」40.2%、「研修コンテンツの量と質の不足」37.9%などがあげられた。

(画像はプレスリリースより)
出典元:jinjer株式会社

▼外部リンク

jinjer株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000089626.html

jinjer株式会社の公式ホームページ
https://jinjer.co.jp/

記事をシェアする

高野勤一
高野勤一