ヘルステクノロジーが「介護業界における経営に関する実態調査」を実施

2024.03.23
45.1%がマーケティング分野でリスキリング予算確保

株式会社ヘルステクノロジーが2月14日から2月20日にかけて、介護関連事業の経営者・役員518人を対象に「介護業界における経営に関する実態調査」を実施。その結果を3月22日に発表している。

同調査で『あなたが運営する介護施設に関して、今後10年間の存続についてどのように感じていますか。』と質問したところ、「存続できているかかなり不安」との回答が全体の24.7%、「存続できているかやや不安」が38.0%で、「不安」という回答が全体の62.7%を占める結果となった。

今後10年間で存続が不安な理由1位は「定着率が低い」

前述の質問において「存続できているかかなり不安」、「存続できているかやや不安」と回答した人に、『運営する介護施設に関して、今後10年間での存続が不安だと思う理由を教えてください。(複数回答)』とすると、「従業員の定着率が低いから」との回答が53.5%で最多。

「求人の応募数が減少しているから」が53.2%、「競合となる介護系サービスが増加しているから」が36.6%などと続く結果が得られている。

また、『あなたは、企業存続に向けて、デジタル化やICT導入が重要になると思いますか。』と質問したところ、「非常にそう思う」との回答が全体の34.4%、「ややそう思う」が45.2%となった。

「非常にそう思う」、「ややそう思う」と回答した人に『デジタル化やICT導入によって、今後、解決したい経営課題を教えてください。(複数回答)』とすると、「サービスの質の向上」という回答が最も多く59.7%。「労働環境の改善」が58.7%、「経費の削減」が49.3%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ヘルステクノロジー
https://htf.jp/

株式会社ヘルステクノロジーのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000139613.html

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高野勤一
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