カルチャリアが「従業員幸福度の向上施策の実態調査」を実施

2024.02.18
取り組む施策1位は「透明性のある情報共有を行うこと」

株式会社カルチャリアが2023年12月1日から12月4日にかけ、従業員幸福度の向上に取り組んでいる中小企業(従業員数100人以上から300人未満)の経営者・役員106人を対象として、「従業員幸福度の向上施策の実態調査」を実施。その結果を2024年2月15日に発表した。

同調査で『従業員幸福度の向上について、取り組んでいる施策を教えてください。(複数回答)』としたところ、「透明性のある情報共有を行うこと」という回答が59.4%で最多。「従業員の行動や実績を褒めること」が57.5%、「従業員に感謝を伝えること」が53.8%などといった結果が得られている。

また、『従業員幸福度の向上について、取り組んでいる施策で成果が出ていますか。』と聞くと、「非常に成果が出ている」との回答が全体の13.2%、「やや成果が出ている」が59.4%などとなった。

全体の52.8%が施策で正しく効果が出ているか不安

『従業員幸福度の向上に取り組んだことで得られた効果を教えてください。(複数回答)』とすると、「社員のモチベーションが向上した」という回答が62.3%で最多。「離職率が下がった」が33.0%、「業績が向上した」が27.4%などと続いた。

また、『従業員幸福度の向上に向けて取り組んでいる施策について、正しく効果が出ているか不安に感じますか。』との質問では、「非常にそう感じる」という回答が全体の10.3%、「ややそう感じる」が42.5%となり、「そう感じる」が全体の52.8%を占める結果が得られている。

「非常にそう感じる」、「ややそう感じる」と回答した人に『従業員幸福度の向上において、施策の効果が出ているか不安に感じる理由を教えてください。(複数回答)』としたところ、「定量的な計測が難しいから」との回答が55.4%で最多。

次いで「理論的な根拠に基づいている施策なのかわからないから」が41.1%、「時間とともに効果が薄れるかもしれないから」が35.7%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社カルチャリア「従業員幸福度の向上施策の実態調査」
https://culturia.co.jp/survey_improving_ep_hp

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高野勤一
高野勤一