給与アップ研究所が「管理職の目標設定・管理に関する実態調査」を実施

2024.02.02
48.7%が会社内での目標を「自分で決められている」

株式会社給与アップ研究所が2023年7月28日から7月31日にかけて、目標管理制度がある会社(50人から300人未満)の中間管理職(課長・マネージャー相当)609人を対象に、「管理職の目標設定・管理に関する実態調査」を実施。その結果を1月25日に発表した。

同調査において『あなたは、会社内での目標を自分で決められていますか。』と質問したところ、「自分自身で大まかな目標を決められている」との回答が全体の34.3%、「自分自身で詳細な(数値などを基準とした)目標を決められている」が14.4%となり、「自分で決められている」という回答が全体の48.7%を占める結果が得られた。

また、『あなたは、部下の目標をどのように定めていますか。最も当てはまるものを教えてください。』とすると、「部下の目標を役職や等級に応じて決めている」との回答が全体の30.7%、「目標を部下自身に決めてもらい最後にチェックのみ入れている」が24.8%などとなっている。

目標を振り返る頻度、「毎日」との回答がわずか7.7%

『期初に設定した目標に対して、期中に振り返る頻度として最も当てはまるものを教えてください。』としたところ、「月に1回程度」との回答が32.8%で最多。「週に1回程度」が20.9%、「半年に1回程度」が17.2%などと続き、「毎日」という回答については、わずか7.7%にとどまっていることも分かった。

また、『あなたのお勤め先では、人事評価制度が報酬に連動していますか。』と質問すると、「一切の調整を行わず、評価と基本給がきちんと連動している」との回答が全体の7.9%。「多少の調整を加味するが、基本的には連動している」が51.5%、「参考程度に活用している」が25.3%などという結果が得られている。

出典元:給与アップ研究所
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社給与アップ研究所
https://www.salary-up.com/

株式会社給与アップ研究所 「管理職の目標設定管理に関する実態調査」
https://www.salary-up.com/archives/

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高野勤一
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