人事部と現場マネージャーの信頼関係を調査、情報提供・共有が鍵

2023.12.22
マネージャーとのデータ共有と組織課題

株式会社ラキールは、「人事部門と現場マネージャーのデータ活用状況」、「マネージャー層の育成支援と組織課題」を調査し、結果を2023年12月18日に発表した。現場と信頼関係が築けている人事とはどのようなものかを明らかにしている。

人事部が見るマネージャーとは?

「人事部と現場の信頼関係構築に関する調査」は、同社が開催した日本の人事部主催『HRカンファレンス』参加者41名、「マネージャー層の育成支援と組織課題」はHRプロ会員202名の回答をまとめたものだ。

人事部がマネージャー層のスキルや能力が他社よりも「高いと評価している」企業は18%、「低いと評価している」企業は67%、分からないは15%だ。

「高い」と回答した企業は、マネージャー研修や会社の戦略に関わる情報共有などのほか、現場マネージャーとしてHRBP(戦略人事のプロ)を配置している割合が多い。

人事部からの情報提供が行われているか

「人事部から現場マネージャーへの情報提供」ができていない企業は59%、「課題解決に向けた施策実行の推進」ができていない企業は69%、「人事部と現場マネージャーの信頼関係が構築できていない」のは41%だ。

人事部からの分析結果など情報提供を定期的に行っている企業は、「施策の実行を進めている」という回答が100%、「信頼関係が築けている」という回答が43%であった。

(画像はプレスリリースより)
引用元:株式会社ラキール

▼外部リンク

株式会社ラキールのプレスリリース
https://www.lakeel.com/ja/news-event/news.html

LaKeel HRウェブサイト
https://hr.lakeel.com/

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高野勤一
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