職場のデジタル化が進んでいる・進んでいない人それぞれの悩みとは?

2023.11.26
職場のデジタル化実態調査

エン・ジャパン株式会社は、同社の展開する「エン派遣」において『職場のデジタル化』について調査を実施。3,577名の回答をまとめ2023年11月24日に発表した。職場のデジタル化が進んでいると感じる人は半数以上だ。

デジタル化が「進んでいる」56%

職場のデジタル化について「進んでいると感じている/どちらかと言えば感じている」は56%。内容は「ペーパーレス化」79%、「クラウド上でのデータ管理・保存」44%、「会議のオンライン化」43%などが多い。

「感じない/どちらかと言えば感じない」と回答した人にアナログと感じるエピソードを聞いたところ、取引先とのやりとりがFAXのみ、営業日報が紙といったものや、雷による故障でデータが消失しデジタルが信用できないといった内容もあった。

デジタル化のメリット・デメリット

デジタル化のメリットは「データの保管・管理が楽」が57%、「情報共有がしやすい」53%、「仕事のスピードが早い」50%。

一方でデジタル化の環境での悩みは、テレワークなどで同僚との対面が少ない、部署間の連携が難しい、オンラインでの意思疎通が難しいといったコミュニケーションの問題があった。

また、慣れるまでに時間が必要、勉強を継続する必要があるなどリテラシーに関する悩みもある。

新しい分野のスキルを習得する「リスキリング」を重要と捉える人は77%、関心のある人は73%、内容はWeb、IT系、AIなどがあげられた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

エン・ジャパン株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000747.000000725.html

エン派遣公式サイト
http://haken.en-japan.com/

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高野勤一
高野勤一