人事担当者必見!『あしたのチーム総研』が転職・退職理由を大調査

2015.11.05
優秀な人材を辞めさせないためには

HRに関する業界ニュースの配信や調査・研究などを手がける株式会社あしたのチーム。「あしたのチーム総研レポート」の最新記事では、退職理由についての調査結果を公表している。

同社が退職・転職経験者に対して実施したアンケートによれば、退職理由について最も多かったのが「自分の実績や頑張りが給与に反映されない」で全体の41%。次いで「昇給・昇格基準がわからない」が18%となり、合わせて半数以上の人が「給与と頑張りの連動がないこと」に不満を感じていたことが見て取れる。

賃上げは社員のモチベーション向上につながると考えがちだが、一律に給与を上げると優秀な社員たちから「不平等だ」という声も上がりかねない。賃上げには確固とした人事評価制度に基づく根拠が必要であるといえよう。

社員を大切にする評価制度とは

同社の調査によれば、自社の人事評価制度に「満足していない」「あまり満足していない」と答えた社員は全体の71.6%。社員に信頼される人事評価制度をつくるにはどうすればよいのだろうか。

注目されているのが、成果とプロセスを重視する新しい成果主義。成果に到達するまでの目標管理を人事評価に加えることで、社員のやる気を引き出し、優れた人材の育成にも寄与する。

社員が自分で行動目標を設定し、継続して行うことで成果が現れ、そのプロセスが正当に評価され給与が上がる。こうした流れが企業の労働生産性を上げ、業績向上への好循環を生むことにもなりそうだ。

(画像はプレスリリースより)
(あしたのチーム調べ)

▼外部リンク

あしたのチーム総研/レポート・リサーチ
http://ashita-team-soken.com/research/20151027.html

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