医療・福祉系機関と一般企業の採用実態に関する調査、共通項や差分は?
2023.10.12
レバレジーズメディカルケア株式会社は、ヘルスケア業界の求人・転職サービス「レバウェル」において、「医療・福祉系機関と一般企業の採用実態に関する差分」の調査を行い、結果を2023年10月11日に発表した。
同調査は、医療・福祉系の採用担当者 317名、一般企業の担当者 324名の回答をまとめたものだ。
効果的だった採用手法や施策を聞いたところ、医療・福祉で最も多いのは「ハローワーク」で47.3%、一般企業は「求人転職サイト」45.7%だ。
採用候補者の応募経路は、医療・福祉系が「ハローワーク」59.3%、一般企業が「求人広告」49.4%であることから、採用手法や施策に違いがあることが分かる。
直近1年間の採用成果の満足度について「不満/どちらかといえば不満」の割合は医療・福祉系が52.0%、一般企業では36.8%だ。
課題はどちらも「求めている人材が集まらない」が約5割、ほか「応募者の母数が集まらない」、「人材の定着率が低い」など共通している。
課題の解決に至っていない理由には「効果的な手法が分からない」「解決のノウハウがない」などがあげられた。ほかにも医療・福祉系は予算や承認問題などの割合も多い。
人材定着のための施策は、上司/人事との定期的な面談があるが、「特に行っていない」割合も医療・福祉系が22.1%、一般企業が25.3%と一定数存在する。差が出ているのは「ランチや飲み会での歓迎イベント」で、一般企業が8.1ポイント上回っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
レバレジーズメディカルケアのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000606.000010591.html
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