紹介予定派遣経験者の生の声を公表

2015.11.01
はたらこねっとユーザーを対象に実施

ディップは、運営している人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」において、紹介予定派遣について実施したユーザーアンケート結果を公表した。同アンケートは、はたらこねっとユーザーを対象にインターネット上で実施したもので有効回答数は459名。

紹介予定派遣に対する関心度

「紹介予定派遣で働きたいと思いますか?」という設問に対し、「働きたい」「機会があれば働きたい」と回答した人は86%で、紹介予定派遣に関心がある人は多く存在する。

また、「働きたい」とする理由については、「安定した雇用につきたい」が76%、「より長く働きたいから」が64%と安定した雇用を望んでいることがわかる。逆に「働きたくない」とする理由については、「時間の融通がきかなくなるから」「正社員になれるとは限らないから」「高いスキルを求められるから」といったものであった。

直接雇用になった人の実態

また、実際に紹介予定派遣で「働いたことがある」人の中で、何らかの雇用形態で、派遣先の直接雇用になった人は59%。直接雇用になろうと思った理由のトップは「長く働ける仕事につきたかった」と回答した人が全体の半数以上を占めた。

そして、「直接雇用にはならなかった」と回答した人の理由として、雇用形態や残業時間、給与などの面で「希望条件に満たない」、「職場の人間関係・雰囲気がよくなかったから」などが目立つ。

なお、「就業先に断られた」という回答は9%と少なく、求職者から断るケースが多かった。希望条件と職場環境が満足がいくものであれば、長期で働くために直接雇用を選択したいという考えが、これらの結果から推測される。

「はたらこねっと」では、調査詳細の他、ユーザーの声も公開しているため、「紹介予定派遣」に関する率直な感想を知ることができる。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

ディップ ニュースリリース
http://www.hatarako.net/pr/2015/1027/

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高野勤一
高野勤一