「職場の悩み」は、上司よりも公的機関や同僚に相談する!「ハラスメント」の悩みが増加傾向に
2015.10.31
一般社団法人日本産業カウンセラー協会は、2007年に「働く人の電話相談室」を開設している。この度、本年度の『第9回「働く人の電話相談室」』の相談結果について集計し、分析結果を公表した。
相談期間は2015年9月10日(木)~9月12日(土)午前10時~午後10時で実施方法は、フリーダイヤルだ。期間内に延べ436名より736件の相談があった。
相談内容の内訳では「職場の悩み」についての相談が最多。その中でも「人間関係」についての割合が最も多く全体の4割をしめる結果となっている。
次いで多かったのが「ハラスメント」に関する相談件数。ハラスメント被害の内容については、自社内だけでなく、取引先の担当者からのセクハラや、後輩からのコトバによるモラハラ、さらには、暴力を伴うパワハラなど、深刻なハラスメントの実態が明らかになっている。
また、ハラスメントの相談に関しては、件数そのものも、過去8回に比べ増加しており、ハラスメントに悩む人が増えていることもわかる。
また、悩みを抱えている場合に、誰に相談しているかを尋ねたところ、「公的機関」を利用した人が22.3%で最多、次いで「同僚」が12.5%となった。
悩みを相談する相手として「家族」や「友人」よりも「公的機関」を選択する人が多いという興味深い結果となった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
『職場の悩み』に関する相談相手、上司や家族よりも同僚か公的機関に! ハラスメントについては、取引先担当者からのセクハラや後輩からのモラハラなども相談
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000010418.html
おすすめの記事
人手不足による倒産が上半期だけで182件、小規模事業の倒産が約8割
2024.07.07 - 調査・データ
スマイルモアが「在宅勤務に関するアンケート」調査を実施
2024.06.30 - 調査・データ
学情が「就職活動準備における動画活用」に関して調査を実施
2024.06.29 - 調査・データ