jinjerが「人事領域のレガシーシステム利用および刷新状況」に関する実態を調査

2023.09.04
「一部領域のみ残っている」が最多回答の22.3%

jinjer株式会社が8月17日から8月19日にかけ、従業員数が300人以上の企業の人事担当者394人を対象に、「人事領域のレガシーシステム利用および刷新状況」に関する実態を調査し、その結果を8月31日に発表した。

同調査において、『自社の人事領域におけるレガシーシステムの利用状況について教えてください。』と質問すると、「わからない/システムを活用していない」という回答を除くと、「一部領域のみ残っている」が最多の22.3%で、次いで「半分程度がレガシーシステムである」が19.8%、「ほとんどがレガシーシステムである」が15.0%などとなっている。

また、『人事領域でレガシーシステムを利用することに対する課題感があればお教えください。(複数回答)』とすると、「業務が属人化している」と「他システムとの連動性がない」が同率で35.1%で最多回答、「データの活用ができない」が33.8%、「コストが膨大にかかる」が32.4%などと続いた。

18.7%がレガシーシステムの刷新に向けた取り組む

『人事領域におけるレガシーシステムの刷新に向けた、ご検討状況を教えてください。』と聞くと、「既に取り組んでいる」が18.7%で、「具体的に検討している」が58.2%、「取り組むかどうか検討している」が20.0%などといった結果が得られている。

また、『人事領域におけるレガシーシステムの刷新において、「阻害になり得る」と思う要因があれば、教えてください。(複数回答可)』との質問では、「新にコストが発生すること」が最多の47.2%、次いで「どのようなプロセスで進めるべきか道筋が見えていないこと」が34.9%、「推進できる人材がいないこと」が33.9%などなった。

更に『人事領域のレガシーシステムを刷新することで、期待している効果について教えてください。(複数回答可)』としたところ、「人事データ活用の推進」が最も多く50.0%で、「業務の効率化」が47.7%、「コストの低減」が43.6%などと続いた。

(出典元:「jinjer株式会社」)
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

jinjer株式会社
https://jinjer.co.jp/

jinjer株式会社 プレスリリース
https://jinjer.co.jp/news/post-7200/

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高野勤一
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