「就業前後のギャップ」を感じた人は79%、実際に辞めた人は55%

2023.09.01
「就業前後のギャップ」調査レポート

エン・ジャパン株式会社は、「就業前後のギャップ」に関する調査レポートを2023年8月30日に発表。約8割が、入社前後で「ギャップを感じた経験がある」と回答していることが明らかになった。

ギャップのポイントは「職場の雰囲気」「仕事内容」

同調査は、派遣情報サイト「エン派遣」に利用しているユーザー2,626名の回答をまとめている。

入社前後でギャップを感じた経験が「ある」と回答した人は79%。回答者にギャップのポイントを聞いたところ「仕事内容」は44%、「職場の雰囲気」32%、「仕事の量」26%などだ。

ギャップによって仕事を辞めたことがある人は55%、原因で最も多いのは「職場の雰囲気」29%、「仕事の内容」24%となっている。

ギャップで辞めるまで「1ヵ月以内」が26%

自由回答で「職場の雰囲気」に関しては、「スタッフの仲がよいと聞いていたが、新しい人を受け入れる雰囲気ではなかった」「子育てを応援すると言ったが、子どもの早退などがあったときに嫌みを言われた」など、具体的な内容が示された。

「仕事内容」では、「電話対応が少なめと言われたが、1日の半分を占める多さであった」「軽作業と言われたが実際には力作業であった」などで、ほかにも時給・給与に対する不満もあげられた。

退職した人の就業期間は「1ヵ月以内」が26%、「2~3ヵ月以内」が25%など入社3ヵ月以内の離職が多い。ギャップを軽減するために「よい面、悪い面どちらも教えてくれる会社を選ぶ」という回答が63%であった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

エン・ジャパン株式会社のプレスリリース
https://corp.en-japan.com/newsrelease/

エン派遣公式サイト
https://haken.en-japan.com/

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高野勤一
高野勤一