三菱総研DCSが人事給与担当者などに「給与デジタルマネー払い」に関する調査を実施

2023.07.30
「今後検討するかもしれない」が全体の57.4%

三菱総研DCS株式会社が、クラウド型人事給与システム「PROSRV on Cloud(プロサーブオンクラウド)」利用企業の人事給与担当者を中心に、「給与デジタルマネー払い」に関する調査を実施、その結果を7月25日に発表した。

同調査において『賃金のデジタルマネー払いについて、現状どのようにお考えですか?』と質問したところ、「いまのところ検討するつもりはないが、他社や社員の声などの状況によっては、検討するかもしれない」との回答が最も多く全体の57.4%で、「検討するつもりはまったくない」が29.8%などとなった。

また、『賃金のデジタルマネー払いのメリットは、どのような点だとお考えですか?(複数回答可能)』と聞くと、「銀行への給与振込手数料が削減できる」という回答が最も多く50.0%で、「社員がポイント還元を受けられる」が28.8%、「社員がチャージを行う手間がなくなる」が26.9%などと続いている。

デメリットは制度や資金移動業者のサービス理解の必要

『給与デジタルマネー払いのデメリットは、どのような点だとお考えですか?(複数回答可能)』と質問すると、「制度や資金移動業者のサービスを理解しなければならない」との回答が最も多く65.1%、次いで「賃金支払いの事務が増える」が60.6%、「社員からの問い合わせが増える」が50.6%などとなった。

また、『賃金のデジタル払いを貴社で行うとしたら、どの職種の方を対象にしようと考えますか?(複数回答可)』と聞くと、「正社員」との回答が94.6%で最多、「パート社員」が55.1%、「アルバイト」が39.4%という結果が得られている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

三菱総研DCS株式会社 プレスリリース
https://www.dcs.co.jp/news/2023/230725.html

三菱総研DCS株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000045457.html

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高野勤一
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