求職者、ベンチャー・スタートアップ企業への転職「興味がある」は21.0%

2023.06.14
スタートアップ転職エージェント企業が調査

株式会社キープレイヤーズは、「日本国内の求職者のベンチャー・スタートアップ企業への転職に関する意識調査」を実施し、その結果概要を2023年6月13日に発表した。

同社は、ベンチャー・スタートアップに特化した転職エージェント企業。今回の調査は、転職活動中である20代~50代の正社員を対象として同年6月1日に実施され、300名(20代:96名/30代:101名/40代:76名/50代:27名)から有効回答を得ている。

「興味がある」人の割合、前月から1.3%減少

調査ではまず、「ベンチャー企業・スタートアップ企業への転職に興味がありますか?」と質問。回答の結果は、「興味がある」が21.0%、「興味がない」が79.0%となった。2023年5月に実施された同調査の結果と比較すると、「興味がある」と回答した人の割合は1.3%減少している。

「興味がある」と回答した人にベンチャー・スタートアップへ期待することを訊ねると、「自分の興味が持てる事業内容」「即戦力としての登用・成果主義」という回答が多く集まった。一方、ベンチャーへの転職で懸念することについては「倒産リスク・企業安定性」「待遇・給与・福利厚生」という回答が多い結果となっている。

「興味がない」人が考えていること

調査では、ベンチャー企業・スタートアップ企業への転職について「興味がない」と回答した人にも、こうした転職に関するイメージを訊ねている。結果は、「経営が不安定」「自分の考え方・やり方に合わない」「風通しがよさそう」といった回答が多く集まった。

同社は、スタートアップ転職に興味がない人の多くが「経営が不安定」というイメージを持つことに着目。今後は、スタートアップの安定性・経営についても情報発信に行う必要があるとまとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社キープレイヤーズ
https://keyplayers.jp/

ベンチャー・スタートアップへの転職に関する意識調査を実施 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/

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kakimoto