ワークポートが転職活動におけるChatGPT利用の印象について調査
2023.05.29
総合転職エージェントの株式会社ワークポートが5月9日から5月16日にかけて、同社を利用している企業の人事担当者を対象に、転職活動におけるChatGPT利用の印象について調査を実施、その結果を5月25日に発表した。
同調査において、『選考書類の作成にChatGPTが利用された場合、採用意欲に影響はあるか?』と質問したところ、「変わらない」との回答が全体の75.5%で、「採用意欲が下がる」が22.3%、「採用意欲が上がる」が2.2%という結果が得られている。
「変わらない」と回答した人からは、「当人が記載する・しない問わず、履歴書などには大げさな記載もあり、それも含めて面接を通じて確認するから」(機械メーカー)や、「文章力は関係なく、職歴や実績をみているため」(コンサルティング・調査・士業)などといった理由が挙げられた。
『採用候補者のChatGPT利用を禁止する予定はあるか?』と聞くと、「禁止しない」が全体の71.0%、「禁止する(禁止を検討する)」が29.0%となった。
既にさまざまなシーンで活用が進んでいるChatGPT。候補者がChatGPTを利用することに抵抗は少なく、利用を許容する姿勢の企業が多くいることがうかがえる結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ワークポート プレスリリース
https://www.workport.co.jp/corporate/news/detail/850.html
株式会社ワークポートのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000178.000039106.html
おすすめの記事
人手不足による倒産が上半期だけで182件、小規模事業の倒産が約8割
2024.07.07 - 調査・データ
スマイルモアが「在宅勤務に関するアンケート」調査を実施
2024.06.30 - 調査・データ
学情が「就職活動準備における動画活用」に関して調査を実施
2024.06.29 - 調査・データ