人事担当者の97.3%が「博士学生のパフォーマンスの高さ」を実感

2023.04.28
「博士学生のビジネスでの活躍」に関する調査を実施

株式会社アカリクが3月17日に、「研究職以外で博士学生の採用を行っている」若しくは「何度も採用していた」人事担当者109人を対象に、「博士学生のビジネスでの活躍」に関する実態調査を実施、その結果を4月21日に発表した。

同調査において、『あなたの会社で、博士学生の採用を行っている理由を教えてください。(複数回答)』と質問したところ、「志の高い人材が必要だから」との回答が45.0%で最多となり、「技術者を育成できる人材が必要だから」が42.2%、「深い専門性のある人材が必要だから」が33.9%などと続いている。

また、『あなたは、博士学生が他の学部生や修士と比べて、パフォーマンスが高いと実感した経験がありますか。』と聞くと、「何度もある」が全体の56.0%、「数回程度ある」が41.3%となり、全体の97.3%が「博士学生のパフォーマンスの高さ」を実感していることが分かった。

パフォーマンスが高いと最も実感した点は「視野が広い」

『博士学生が他の学部生や修士と比べて、パフォーマンスが高いと実感した点を教えてください。(複数回答)』としたところ、「研究によって得た幅広い知識により視野が広い」が53.8%で回答として最も多く、次いで「批判的な思考力がある」が45.3%、「高い専門性や研究スキルがある」が39.6%となった

また、『博士人材を採用する上で、人材の活かし方で工夫していることを教えてください。(複数回答)』との質問では、「給与・処遇面の優遇をしている」が56.0%で最多回答。

『これからも博士人材の採用を続けていきたいと思いますか。』と聞くと、「非常にそう思う」が全体の41.3%、「ややそう思う」が50.5%などとなっていることが分かった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社アカリク
https://acaric.co.jp/

株式会社アカリクのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000017667.html

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高野勤一
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