人事部アンケート、人事担当者がみる新人・若手・管理職それぞれの課題とは
2023.01.27
株式会社ラーニングエージェンシーの人事関連調査を行うラーニングイノベーション総合研究所は、企業の人事担当者277名を対象に行った「人事部アンケート」をとりまとめ2023年1月26日に発表した。前回調査の「人事の取り組み編」に続き、今回は「社員の育成編」となる。
担当者に、今後特に注力して取り組みたい育成対象を聞いたところ、300名以下の企業では「既任管理職」「リーダー」「中堅社員全般」が59%前後でほぼ同率、301名以上では「既任管理職」が64.2%、「新任管理職」が61.1%であった。
新入社員に対する課題は、従業員規模に関わらず「主体性・積極性」が一番多く、300名以下の企業は37.4%、301名以上は53.7%で16.3ポイント高い。
入社2~4年目の若手社員の課題も「主体性・積極性」が多く、300名以下では57.7%、301名以上では70.5%に上る。300名以下では「目的・目標の理解」「改善策の立案・実行」などが続き、301名以上では「メンタルタフネス」「タスク管理・進捗管理」などがあげられた。
管理職の課題は、どちらの企業規模でも「部下育成力」が8割を超えた。ほかにも「ビジョン・方針・戦略の立案・浸透」「チームビルディング」が半数を超えている。300名以下では「交渉力・説得力」「主体性・積極性」が301名以上よりも約14ポイント高い結果となった。
(画像はプレスリリースより)
引用:ラーニングエージェンシー「人事の課題」実態調査(社員の育成編)
▼外部リンク
株式会社ラーニングエージェンシーのプレスリリース
https://www.learningagency.co.jp/topics/
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