学情、企業の人事担当者を対象に新入社員の「テレワークによる影響」を調査
2023.01.17
株式会社学情は、企業・団体の人事担当者を対象に「テレワークによる影響」に関するアンケートを実施し、その結果概要を2023年1月16日に発表した。
この調査は、新型コロナウイルスの影響で急速に拡大したテレワークが、新入社員の活躍にどのような影響をおよぼしたのかを明らかにすべく行われたもの。入社1年目の社員にテレワークを行わせている企業・団体を対象として2022年12月に実施され、人事担当者から94件の有効回答を得ている。
調査ではまず、入社1年目の社員の活躍においてテレワークの影響があるかどうかを訊ねている。結果は、17.0%が「影響がある」、25.5%が「どちらかと言えば影響がある」と回答。合計すると3社に1社が、新入社員の活躍においてテレワークは影響をおよぼしていると考えていることが判明した。「影響がない」と回答した企業は2割未満に留まっている。
テレワークによって生じた影響については、その具体的な内容も質問。結果は、「上司や先輩との人間関係が築けていない」という回答が最多となり、次点には「同期での人間関係が築けていない」「戦力化が遅くなっている」などが並んだ。一方、「チャットなどで簡潔に報連相ができる社員が増えた」などポジティブな影響についての回答も寄せられている。
調査では、若手社員がテレワークをする際に生じる課題についても、複数回答形式で訊ねている。結果は、「モチベーションの状態をつかみにくい」が81.9%で最多となった。次点には、63.8%の「報連相などのコミュニケーション不足」や48.9%の「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」が続いている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社学情
https://company.gakujo.ne.jp/
3社に1社が「テレワークにより入社1年目の社員の活躍に影響がある」と回答 人事担当者アンケート – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p
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