パーソルの「企業人事の実態に関する調査」、非管理層である総合職の回答
2022.11.30
株式会社パーソル総合研究所は、「企業人事の実態に関する調査」を実施し、その結果を2022年11月28日に発表した。
同調査は企業人事の実態を明らかにするために行っており、前回の経営層・人事部管理職層に続き今回は「人事部の非管理職層」478名の回答をまとめている。
人事部の非管理職層がこれまで経験した人事領域は「人材採用」61.9%、「労務管理(給与・勤怠・福利厚生)」57.1%などが多い。
経験した人事領域の中でやりたい業務について聞いたところ「組織開発」「人事戦略・企画」「人材開発・育成」などが多く、これらの人々は管理職への意向も高い。
一方で「人事管理(評価・報酬・異動管理)」「労務管理(給与・勤怠・福利厚生)」「労使管理(組合交渉・転身支援など)」を希望する人は少なく、キャリア志向も低い傾向にあった。
人事領域でやりがいを感じる業務の特性を調べたところ、社員の困りごとを解決する「従業員対応」、社員の成長を感じる「従業員支援」、スキルを要する「専門性発揮」などがあげられた。
日頃から強く意識していることは、「従業員視点」の傾向が高く、経営や事業部視点を意識する経営層や人事部管理職層とは異なっている。
また70.7%が、「人事労務関連」「人事労務以外の経営や心理学」の学習をしていたり「人事関連の勉強会・交流会」に参加したりするなどの行動をとっていることが分かった。
(画像はプレスリリースより)
引用元:パーソル総合研究所より
▼外部リンク
株式会社パーソル総合研究所のプレスリリース
https://rc.persol-group.co.jp/news/
調査結果
https://rc.persol-group.co.jp/
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