アナログ業務の「繰り返しの手作業」、7割以上がモチベーションダウン

2022.10.29
通信業界のアナログ業務調査

ベイシス株式会社は、「通信業界のアナログ業務に関する実態調査」を実施し、その結果を2022年10月26日に発表した。「繰り返しの手作業」により、7割以上がモチベーションダウンを実感していると回答している。

繰り返しの手作業の時間・件数

同調査は、通信業界の通信機器・基地局設置・Wi-Fi環境構築いずれかのプロジェクトに携わる方106名を対象に行った。

勤め先で、「繰り返しの手作業」が1か月にどのくらいあるか聞いたところ「1~10時間未満」17.9%、「20~30時間未満」13.2%、「50~60時間未満」11.3%などが多い結果となった。

「繰り返しの手作業」の1か月当たりの件数は、「50件~100件未満」が30.6%、「100件~400件未満」が22.4%だ。

作業内容はコピー&ペースト

作業内容は、「異なるファイルへのデータのコピー&ペースト」49.4%、「定型的なメール文の作成」42.4%、「複数のファイルからデータをコピー&ペーストして報告書を作成」25.9%などがあった。

繰り返し作業があることで、仕事のモチベーションが「かなり下がる」の回答は31.8%、「やや下がる」は42.4%で、合わせると74.2%だ。

手作業の「自動化」に向けた取り組みを行ったことが1~2回以上あるとの回答は72.6%、自動化を希望する人は81.2%、自動化したい内容は「異なるファイルへのデータのコピー&ペースト」が50.7%であった。

(画像はプレスリリースより)
出典元:ベイシス株式会社

▼外部リンク

ベイシス株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000031640.html

ベイシス株式会社(モバイルエンジニアサービス)
https://www.basis-corp.jp/service/mobile/

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高野勤一
高野勤一