約9割が「紙の社内申請・稟議あり」、大企業のワークフローシステム課題調査
2022.10.27
株式会社エイトレッドは、従業員300名以上の企業のワークフロー運用担当者112名に対し「ワークフローシステム運用に関する課題調査」を実施し、その結果を2022年10月24日に発表した。

ワークフローシステム活用に「かなり/やや満足している」と回答した人からメリットを聞いたところ、「稟議や申請がきちんと記録され、参照しやすくなった」が62.7%と最も多い結果となった。
次いで「リモートワークなど柔軟な働き方に対応できる」56.0%、「稟議や申請がスムーズになった(承認スピードの向上)」54.7%などがあげられる。
ワークフローシステムの運用を大変だと感じるか聞いたところ、「非常にある」は30.3%、「ややある」は40.2%だ。
課題となる内容は、「運用ルールや方法について社内共有が大変」67.1%、また「組織改編や人事異動などのメンテナンスに時間と手間がかかる」51.9%あり、メンテナンスにかかる工数を聞いたところ、多いのが「7日~10日未満」18.8%、「10日~14日未満」15.2%となった。
ワークフローシステムで電子化できずに紙で残っている社内申請・稟議が「かなりある」は34.9%、「ややある」は55.4%で、合わせると90.3%だ。
ワークフローシステム選びで重視するのは「直観的な操作ができる」43.8%、「複雑な承認ルールに対応可能」39.3%などがあげられた。
(画像はプレスリリースより)
出典元:株式会社エイトレッド
▼外部リンク
株式会社エイトレッドのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000050743.html
ワークフロー総研の公式サイト
https://www.atled.jp/wfl/
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